2018年10月11日木曜日

2018年10月11日 東京都杉並区議会

平成30年決算特別委員会-10月11日-08号

◆井原太一 委員

(略)

質問に入ります前に、10月4日の当委員会において、区長より、日本共産党の機関紙に関する一連の発言がありました。この際、この発言の趣旨について、ここで改めてお聞きします。

本審査区分から都市整備部並びに教育委員会の各組織において、これまでこれに該当するような事案があったのかどうか、確認をさせていただきます。

◎経理課長

庁内の管理規則では、庁舎の秩序保持の観点から、庁舎内での寄附金の募集、また物品の販売もしくは宣伝、あるいは保険の勧誘その他これらに類する行為を禁止しております。一方で、公務の円滑な遂行を妨げるおそれがないというふうに認められる場合におきましては、執務時間内の配達あるいはカウンター内への立ち入りなどの禁止を条件にしまして、これらの行為を例外的に許可することができるルールとしておりまして、このルールにつきましては、御指摘のあった政党の機関紙を含めまして、飲料販売あるいは書籍の販売といった事業者などもその対象となるところでございます。しかしながら、これまで、庁舎内での勧誘行為あるいは執務時間内の配達、カウンター内への立ち入りなど、必ずしも当該ルールが遵守されているとは言えないというような状況があったことを確認してございます。

そこで、ことし6月に、改めて当該ルールの遵守徹底を図るために、庁内の各課に通知を行うとともに、関係する各事業者及び団体に対しまして、ルールの徹底に関して申し入れを行ったところでございます。その結果、現在は、個別に発行した許可証に基づきまして、庁内管理規則にのっとった対応が徹底されているものと認識しているところでございます。

◆井原太一 委員

さきの発言は一定の根拠があったということですね。わかりました。

(略)