2015年09月11日 石川県金沢市議会 高岩勝人 坂本泰広

【　平成２７年　　９月　定例会-09月11日－04号　】

◆高岩勝人議員

では、最後に、６月定例月議会のときに坂本議員から質問がありました政党機関紙の件について、その際私が関連質問で市長に、調査されてはどうですかということを言いました。弁護士を入れて云々かんぬんというような答弁があったかと思いますが、その後どうなったんでしょうか。

○福田太郎議長

山野市長。

◎山野之義市長

職員の皆さんに対して、適切な対応を求めていく必要があるとは思っています。ただ、今ほどおっしゃっていただきました弁護士の先生ともいろいろと相談させていただき、他市の事例もいろいろと調べさせていただきましたし、判例も参考にしていますが、今のところ職員への調査までは考えていません。

○福田太郎議長

高岩勝人議員。

◆高岩勝人議員

実はこれ調べますと、結構全国の自治体の議会で取り上げられているということがわかりました。代表的なのは福岡県の行橋市でありますが、それ以外にも、荒尾市とか幾つかのところで請願や陳情が採択されているということで、現状、全国的にも結構な問題になっています。ぜひとも市長にはその辺を御理解いただいて、職員の方々がしっかりと仕事ができるような環境を整えることも重要ですので、またそこを進めていただきたいなというふうにお願いをして、私の質問を終わります。

ありがとうございました。

○福田太郎議長

以上で、16番高岩勝人議員の質疑並びに一般質問は終了いたしました。（拍手）

〔「議長、３番、関連」と呼ぶ者あり〕

○福田太郎議長

３番坂本泰広議員。

◆坂本泰広議員

市長としては、現場の声を聞くためにも、市役所における政党機関紙の購読者数を調査、把握するべきであるというふうに私は思います。私が市役所の職員にお聞きした範囲では、主に課長級以上の方に対して勧誘があるとのことでした。今、ある政党の支持率が現在約２％だとした場合に、その調査結果が課長級以上の職員数の２％であれば何ら問題はないんですが、それを大きく超えるようであったりすれば、それは大きな問題であると思いますし、私の周りでも多くの市民の方が関心を持っていらっしゃいます。ぜひ、市長にはしっかりと時期を明示した上で調査していただきたいと私は思うのですが、お答えいただけますでしょうか。

○福田太郎議長

山野市長。

◎山野之義市長

先ほど申し上げましたけれども、他市の実例、判例等に鑑みて、今現在は調査することは考えておりません。