2002年11月29日金曜日

2002年11月29日 長崎県長崎市議会 野口三孝

長崎市:平成14年政治倫理検討特別委員会 本文 2002-11-29

91 : 野口(三)委員

その他の項で、各会派でそれぞれ会派の意見等をお聞きしていただきたいなと思うのが、一つあるんですけれども。

これは初日に、飛田委員からも出されまして、柴田委員もおっしゃったかと思います。いわゆる、行政サイドが出しておる職員の倫理ですか、そのアンケート等の中にも記載がありましたけれども、結局、政党新聞ですよね。これは、確かに言論の自由であり、難しい側面がありますけれども、何も赤旗を決して言うわけじゃなくて、公明新聞を決して言うわけじゃなくて、一般論として、うちは自由新報は、購読をお願いした経緯は、私自身はありません。

ただ、いわゆる、政党新聞等をお願いする場合に、やっぱり受け取る側、購読を言われる側、例えば係長なり課長、部長。課長になったらお願いをしておりますと、例えば赤旗の場合、日曜版等、いろいろあります。私も副議長に就任したときに、副議長さんには購読をいただいておりますからということで、おつき合いをさせていただきました。個人的にもとった時期もあります。

ですから、自分の勉強としてとる分について、個人が、そしてまた思想信条でもってとること、これは私も職員さんに規制をかけようとか、毛頭ありません。それはいいと思うんですよ。ただ、先ほど申し上げたように、何も私は議員の権限でもってとっていただいていると思いませんけども、中にはやはり、そういう受け取り方でおつき合いをしておるという方もいらっしゃいますね。

だから、これは行政サイドもいろいろ検討は進めていくと思いますけどね、そういう中で、やはり今後、勧誘等なさるのかどうかわかりませんけども、ある意味においては自粛をしていただくと。これを禁止するということまでは、思想信条等の問題がありますし。例えば自宅でとっていただくとかね。赤旗の場合は非常に、新聞販売店の施設そのものを整備されております、公明党さんも。だから、お願いをして自宅でとっていただく分については、それはあれですけれども、いわゆる職員の机にずっと、全部じゃないにしても、そういうふうにして、集金もなさってる、そういう方々にやはり正直にどうですかと聞けば、「いやおつき合いです」と言う方々も現実いますからね。

だから、そこいらは規制の仕方というのは非常に難しいけれども、これもやはり政治家の倫理であろうし、政党としての倫理もあろうと思います。それは党員をふやすとか、それについては政党、政治家としては当たり前のことではあるからね、その当然の政治活動ということになるんですよ、一面においては。今まで、論議してるこういう中にも、当然の政治活動に入る向きもありますからね。

そこいらも非常に、言いにくいことではありますけれど、そういったこともひとつ各会派で検討していただいて、それぞれ会派のご意見を聞かせていただければと思います。

101 : 野口(三)委員

私がその他の項で申し上げましたので、今、柴田委員が言われましたけども、私は共産党さんの赤旗なり、例に挙げて申しわけありませんけども、公明新聞なりが市の行政をゆがめているとは、一言も申し上げておりません。

いわゆる、購読をお願いすることが議員としてお願い、いわゆる各新聞等、我々家でも経験をするように、新聞購読の勧誘が来ても懐ぐあいが悪いから断りますよね。好きな新聞というか、それはとるけども。それと同じで、ほかの新聞もありますけどね。政党新聞の場合に、議員さんがそこに職務中でないとしても行かれてお願いをするということは、やはり議員の圧力と見られてもいたし方ない面があると思うんですよ。

ですから、そういったことも、もし圧力であるとすれば、それは我々議員サイドは十分に考えるべきだということで提案をしておりますので、何も圧力になってますかどうかという調査をする必要は僕はないと思います。それは、個々とってる方々に聞けば済むことですからね。ですから、誤解のないように、ひとつお願いをしておきます。