2014年6月24日火曜日

2014年06月24日 大阪府枚方市議会 田口敬規

2014-06-24 平成26年第2回定例会(第5日) 本文

6 ◯田口敬規議員

(略)

続きまして、庁舎内における『しんぶん赤旗』の勧誘、配布、販売について、お尋ねいたします。

今回の一般質問におきまして、既に鍜治谷議員、岩本議員より質問がございましたけれども、庁舎内での職員への『しんぶん赤旗』の講読の勧誘は確認されていないとの総務部長からの答弁でした。庁舎内での勧誘状況も含めて、これらの講読に関する調査を行うことで実態を明らかにすることは必要であると思います。

庁舎内外を問わず、市議会議員により講読の勧誘が行われ、販売されていたとするならば、市議会議員の地位を利用した職員への心理的な強制であり、パワーハラスメントになるのではないかと考えますけれども、まず見解をお伺いいたします。

以上で1回目の質問を終わります。



(略)



11 ◯奥 誠二総務部長

7.庁舎内における『しんぶん赤旗』の勧誘、配布、販売について、お答えいたします。

パワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える、または職場環境を悪化させる行為とされており、詳細な個別の事情が把握できていない中で、議員がお示しの事例をもって判断することは難しいと考えております。



(略)



28 ◯田口敬規議員

(略)

次に、庁舎内における『しんぶん赤旗』の勧誘、配布、販売について、2回目の質問をさせていただきます。

先日の鍜治谷議員の質問におきまして、庁舎内で職員が『しんぶん赤旗』を講読する行為について、執務時間外に受け取り、代金を支払う行為については規制の対象ではないが、勧誘する行為については許可が必要であるとの答弁がございました。しかし、今ここで名前は明かせませんけれども、私は、複数の職員より、市議会議員から講読の勧誘を受けたことがあるという話を聞いております。

この議場におられる方で、『しんぶん赤旗』をとっている方に手を挙げてもらおうかと思ったりもしましたけれども、取りあえずやめておきます。市議会議員が地位を利用して職員に講読を迫っている事実はあるわけでございます。その職員の心理的な負担は相当なものだとも思いますし、中には、ある種の議会対策になると思っていたが全くなっていないという切実な嘆きもございました。

すべての職員が安心して仕事ができる市役所にすべきではないでしょうか。年間5万1,840円。市長の見解をお伺いいたします。

29 ◯竹内 脩市長

先ほど御質問にありました、パワーハラスメントに当たるかどうかにつきましては、総務部長がお答えしたとおりでございます。今後も、公務の円滑かつ適正な執行を確保する観点から、適正に市役所庁舎の管理を進めてまいりたいと考えております。

30 ◯田口敬規議員

私はパワハラの定義の議論をしているわけではございませんし、言葉遊びをするつもりも全くございません。その上で聞いていただきたいのですけれども、市は公平で公正な行政を執行していかなければならないと考えますが、やはりこのような特定の政党が職員に圧力をかけているという事態は異常ではないでしょうか。

改めて、市長に、職員が心理的な強制を受けることがないよう、また、公務に支障が出ることがないよう、今後も適正な庁舎管理に取り組んでいただくよう要望しておきます。

まだまだほかにも、声なき声もあると思います。もし、この問題で苦しんでいる職員の方がおられましたら、庁内にもパワハラ相談の窓口があると思いますが、私も御相談に乗らせていただきたいと思います。フリーダイヤルはございませんが、内線番号3677ですので、私の方までお電話いただけたらと思います。鍜治谷議員でも岩本議員でも構いませんので、よろしくお願いします。

以上で質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。