2010年6月9日水曜日

2010年06月09日 東京都議会 土屋たかゆき

平成22年_第2回定例会(第9号) 本文 2010-06-09

98 ◯八番(土屋たかゆき君)

(略)

次は、共産党による「赤旗」の勧誘についてお伺いします。

これは、以前、自民党の鈴木一光議員が質問しておりますが、実際には改まっていません。

一例を挙げます。○○先生から電話があり、ご昇任おめでとうございます、共産党○○局担当の○○です、「赤旗」日刊紙をとっていただけませんかといわれたと。断るのに勇気が要りましたといっています。これが実態です。自民党、公明党、民主党ではこのようなことは行っていません。自由意思で読んでいる方もいると思いますが、実際、議員からこうした勧誘を受けると職員は断りづらいというのが本音です。

人権や内心の自由を殊さらに主張する一方、「赤旗」や「東京民報」などを押し売りして資金を得る。これは共産党の欺瞞的体質を端的に物語っております。いやしくも仮に共産党が民主主義の政党であるとするなら、議員を含め、このような行為は自粛するのが当然であります。(発言する者あり)

以上、並びに石原慎太郎知事のご所見をお伺いいたします。ありがとうございます。反論があるなら、ディベートしましょうよ。提案します。だれでもいいからかかってきなさい。

〔発言する者あり〕

99 ◯議長(田中良君)

土屋君に申し上げます。発言時間を既に超過しております。速やかにやめてください。

100 ◯八番(土屋たかゆき君)

ディベートを提案しますよ。出てきなさい。(拍手)

〔知事石原慎太郎君登壇〕

101 ◯知事(石原慎太郎君)

(略)

次いで、共産党の都の職員に対する「赤旗」の売り込みでありますけれども、これはやっぱり選ばれて出てきた議員さんに対する職員の立場というのは非常に弱いものだと思います。それにつけ込んで、一部でもとにかく「赤旗」を買えという強要があるとするならば、これは絶対に許されるべきものじゃないと思います。共産党も政党として、政治家として、当然の良識を取り戻し、みずからを厳しく律して、誤解や批判を招かないように、そうした行為を厳に慎むべきだと思います。

(略)